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■ 接地線にクランプするだけで簡単にアレスタの診断が可能
■ 全漏れ電流、抵抗分電流、第三高調波の測定に対応。(IEC60099-5)
■ バッテリ内蔵の小型・軽量設計(3kg)
■ 現場試験に最適なポータブルデザイン。
■ 高電圧部に近づくことなく、安全に診断が可能。
■ 短時間で、効率的に作業が可能。
一般的に、送変電設備の保護装置として、避雷器(アレスタ)が備えられています。
ギャップレスアレスタに内蔵された酸化亜鉛素子は、落雷時のサージ電圧によって流れるサージ電流を一瞬で大地へ流せる性能を有しています。このサージ電流は数kAにもなり、発生する熱量は膨大なものです。この熱により、内部素子の劣化が進むと、アレスタの役割を適切に果たすことができず、電気設備の故障や事故につながる可能性が高まります。アレスタを定期的に点検し、劣化を早期に検出することで、電気設備を保護するための適切なメンテナンスや交換のタイミングを把握できます。
アレスタに内蔵された素子には常に微小な電流が流れており、その漏れ電流には充電電圧と同相の抵抗性電流と、充電電圧から90°進んだ容量分電流が合成されています。
落雷時のサージ電流による発熱等でアレスタの絶縁抵抗が低下すると、漏れ電流に含まれる抵抗性電流(IR)が増加します
DAC-LAS-3Aは、系統電圧の測定を必要とせず、避雷器の接地線にCTをクランプするだけで、アレスタの全漏れ電流及び抵抗性電流を測定することができます。 一般的に、抵抗分電流を測定する場合、系統電圧の測定が必要となりますが、これは高電圧部に近づくことになり、危険が伴います。 DAC-LAS-3Aは、高電圧部に近づく必要がなく、安全に診断を行うことができます。
MODE切替により、第三高調波電流(I3)での評価も可能です。
ギャップレスアレスター(酸化亜鉛素子型避雷器)