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従来の予防保全から、オンライン診断による効果的な予知保全へ
メンテナンスの手間とコストを軽減し、設備稼働率の上昇・生産性向上に貢献
高電圧回転機の部分放電をオンラインでモニタリング
部分放電とノイズを分離し、正確にリスクを評価
■設備を停止させずに、容易に診断可能
■モニタリング診断を行うことで、絶縁不良を早期に検出
■発電需要が逼迫する時期でも、フル稼動状態での設備診断が可能
■部分放電波形により、部分放電発生部位を特定
■予兆を察知し、適したタイミングで静止診断試験の計画が可能
<三相相関図>
三相相関図において、PD信号は発生相の軸の近くに表され、ノイズは中心に集中するか若しくは分散する。
信号の分布から、PDとノイズとを分離し、Q-φグラフに描画することで、PDパターンを識別し、リスク評価を行うことができる。
(Q-φグラフ1~3はIEC60034-27に基づくPDパターン評価一例)
絶縁劣化が進むと、部分放電電荷量Qmは大きくなる。
トレンドグラフ上でQmが急激な増加傾向を示したら、検出した信号を三相相関図に描画し、発生源がPDかノイズかを識別して分離する。
分離した信号をQ-φグラフに描画し、PD発生要因を解析することで、効果的なリスク評価が可能となる。
高圧モータ
水力発電機
火力発電機
大型風力発電機
光アイソレート・バッテリー駆動により安全性とS/N比を向上
測定周波数帯域の中心周波数・帯域幅を任意に設定可能
測定信号をソフトウェア処理することでPDとノイズを分離
分離されたPDの詳細解析により発生原因・箇所を推定し、正確にリスクを評価
放電レベルをトレンドグラフで表示し、その変化から絶縁劣化の進行を予測
各相からの測定信号をデジタルデータに変換します。
3相それぞれのPDコンバータをコント
ロールし完全同期測定を行います。
光ファイバーから信号をPC送信用に
変換しインタフェース(USB、LAN)経由
でPCへ接続できます。
各相ごとのカップリングコンデンサから
信号を検出します。(分圧器兼用)
周波数帯域 600kHz~40MHz
最大使用電流 50mA
試験周波数 10Hz~400Hz
分圧コンデンサ 0.47μF
信頼性の高いエポキシ樹脂製コンデンサを採用
定格電圧 静電容量
12kV 150pF
24kV 125pF
36kV 83.3pF
分割式で広帯域の周波数に対応
周波数帯域 10kHz~100MHz
最大電流 39.3A
有効内径 φ31