ＤＡＣ－ＰＧ－３Ｆは低圧回転機巻き線試験用のインパルス試験機です。本装置はサージインパルス発生回路、相切り換え装置（Ｕ-Ｖ-Ｗの切り換え）、波形記録回路で構成されており、自己比較型のインパルス試験装置です。波形観測装置として、ＴＦＴ液晶表示器を採用しており波形の視認性に優れております。記録された波形をデジタルストレージし、パルスの出力頻度が低く供試品に不要なストレスを与えません。さらに、試験相の切り替え装置を内蔵しておりますので、波形の観測、各相ごとの比較を極めて容易に試験を行うことができます。

●デジタル回路による波形取り込み回路を採用し、精密かつ再現性の
ある観測ができます。
●液晶表示器を採用しているため磁界の影響を受けません。
●半導体スイッチを採用しているので小型軽量です。
●シンプルな機構で、操作性にすぐれており現場作業に最適です。
●エネルギー量が大きく、中容量の供試品に対応します。

●自己比較モード
三相モーターの相を自動的に切り換えながら波形を記録し、各相の波形比較を行います。波形は色分けされ三相分が重畳されますので、比較を容易に行うことができます。
●波形重畳モード
波形を一定時間重畳して表示します。
これによって波形のばらつき具合を見ることができます。

• DAC-PG-3F（PDF形式：975KB）