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相回転方向チェッカー
DAC-PR-2S
本機器はDAC-PR-１を基本にセンサー部分を分離した生産ライン組込みを可能としたモデルです。回転方向の判定機能をもち自動化に対応しています。
直流電動機でも回転子が回転していれば回転磁界が発生していますので、回転方向を検出することができます。
また電動機だけではなく移動磁界を発生している機器（例えばリニアモータ）にも対応できます。
特徴
非接触なのでライン組込みが容易です
ライン点灯及びブザーにより回転方向を判別できます
回転方向のNO／GO判定を警告灯、ブザー、接点信号出力します
又、外部との同期をとる為の接点入力も装備しています
対象
交流モーター、直流モーター、パルスモーター 等
仕様
方 式 ： 磁界の位相差検出法
移動磁界の方向を検出し回転方向を特定します
測定範囲 ： 試料の表面から約10cm以内
周波数40HZ～70Hz
制御信号 ： スタート、NO／GO判定出力
電 源 ： AC100V ±10％ 50／60Hz
消費電力 ： 約15VA
寸法・質量： W300☓H130☓D230（mm) 約5kg
DAC-PR-2Sは回転機に生じる回転磁界の漏洩磁束を、本機器のセンサー部に内蔵されているコイルにて検出し、回転方向を判別しております。
センサー取付推奨位置については、左記「センサー取付位置の注意点」をご参照ください。
Front Panel
(1)回転方向表示灯: 回転方向表示灯(3)/(4)が点灯している矢印の方向に回転子が回転していることを示します
(2)センサ用選択表示灯: 選択されている測定ヘッドを表示します。
(3)/(4)回転方向指示灯: 選択した矢印の方向に回転子が回転している時、回転方向表示灯(1)が点灯します。
(5)POWERランプ
(6)OUTPUT選択スイッチ
(7)POWERスイッチ
(8)ブザースイッチ
(9)ブザー用スピーカ
(10)センサ用選択スイッチ
(11)ランプ選択スイッチ
Rear Panel
(1)AC Input
(2)GND端子
(3)センサコネクタ
(4)FUSE
(5)OUTPUT端子: 回転方向指示灯に連動して接点信号を出力します
(6)REMOTE端子: 外部より測定ヘッドを選択する際に使用します。
(7)START端子: 本器をコンベアライン等と連動させる際に使用します。